PMグループに関心を持っていただいた方へ
◽はじめに
Showcase Gig のO:der事業におけるプロダクトマネジメントグループ(以下、PMグループ)に関心を持って頂いた方に「PMグループがどんな課題に挑み、どんな環境で働くことができ、どんな成長機会が得られるか」 を可能な限りお伝えするためのページです。
採用選考前に、ミッション・プロダクト・カルチャーをご理解頂くガイドとしてご活用ください。
目次
◽飲食・小売業界への思い
Showcase Gig は2013年からモバイルオーダーサービスの展開を始め、飲食・小売業界の変化を肌で感じながら、サービスを育ててきました。
かつては「良い立地で出店すれば売上が期待できる」時代でした。
しかし昨今は宴会需要の縮小やSNSの普及による集客予測の複雑化、日本人口の構造的な課題であり年々深刻化する人手不足、テイクアウト・デリバリー、深夜受取等、購買シーンの多様化で、飲食・小売業界が対処しなければならない課題が山積しています。
これらの課題に対して局所的な対応を繰り返すと、システム間の不整合やオペレーション上の無駄など、かえって負担が増えるということにもつながりかねません。
私たちは全体を俯瞰し、様々なサービス/システム/施策を統合・管理し、これらを継続的にアップデートしていく対応こそが必要不可欠だと考えています。
しかし一方で、全てのニーズに応え、課題を自社で解決するには金銭的・時間的なコストが大きく、慎重かつ難易度の高い意思決定が必要となります。そのため、大手企業であっても対応が進まない・上手くいかないといった事例が散見されています。
私たちはこのような課題を “社会課題” として捉えています。
こうした背景を踏まえ、消費体験を再定義し、今後の業界全体の発展に繋げることこそが O:der 事業のミッションだと考えています。
◽O:der 事業 および O:der Platform について

O:der Platform は飲食・小売の「あらゆる消費シーンにフィットする」プラットフォームとして誕生しました。私たちは、消費シーンを深化させ、顧客体験を向上し、私たちのサービスが日常の多くの消費シーンで利用されることを目指しています。
そのためにはまず飲食・小売店にご導入いただく必要がありますが、より多くの店舗でご導入してもらうために、私たちはO:der Platformが飲食・小売店においての「売上・利益を最大化」するプラットフォームであることが最も重要であると考えています。
O:der Platform 上には、イートインからテイクアウトまで様々な消費シーンにフィットするプロダクトがあります。
詳しくはこちらのサイトもご確認ください。
◽O:der Platform が解決する顧客課題
コロナ禍では人との接触を避けることが余儀なくされたため、非接触で「注文・決済・受取」を完結できるモバイルオーダーは飲食店・消費者の課題を解決し、新たな価値を届けることができました。そして現在では、モバイルオーダーは日常の消費シーンで当たり前に利用されるサービスとなっています。
コロナ禍の危機的状況を経て、飲食・小売業界は大きく変化し、今もなお変化のスピードは早く、かつ多様化しています。
そのような中、最近ではAIが広く普及し始め、特に生成AIなどは多くの人々に利用されるようになりました。また、LLM(Large Language Model:大規模言語モデル)は精度向上も速く、消費シーンを再定義し始めるようになり、飲食・小売業界でもLLMの活用を検討するプレイヤーが増えつつあります。
私たちのモバイルオーダーも単なる「購入手段」から、消費者に“パーソナライズされた購買を提供するチャネル”へ進化する段階となっています。
コロナ禍で目指した姿
- 来店客数激減の影響をカバーするための、テイクアウト等の店外での注文体験
- 営業時間・席数が制限された状態でも顧客満足と売上の双方を維持できるような消費体験
- “接触”への不安が緩和された注文体験
- 人手不足の中、高効率で運営できる店舗オペレーション
LLM 時代に目指すべき姿
- 人力では把握が難しい潜在的な「消費意欲」の発掘およびそれに基づく顧客接点の構築
- 膨大な購買データの分析による、各人・各シーンに最適な選択肢の提示
- 店舗に関するデータの自動かつ高速な情報処理による、需要に応じたタイムリーな店舗運営
- 店舗に関する膨大なデータ分析による、より高精度な需要予測および原材料費/人件費の最適化
コロナ禍で証明されたモバイルオーダーの価値を、さらに飛躍させることが新たな挑戦となります。
◽O:der Platform の成長に向けてやらなくてはならないこと
Showcase Gig は2024年10月にグローリー株式会社のグループとなりました。これにより、O:der 事業の成長に向け、全国に拠点を持つグローリー社の販売網を活用できる体制が構築されつつあります。
一方で、O:derの成長および事業の拡大を進めるうえでは、大手チェーン企業固有のニーズへの対応、あるいは導入時における課題へのソリューション提案と対応が必要不可欠です。
参考情報・記事:
◽PMグループのミッション
O:der事業部のPMグループは、O:der Platform の ”事業成長をオーナーシップ高く牽引“ するグループです。
- グロース共通命題:単一店舗の売上・利益の最大化
- プロダクトグロース(Product-Led Growth: PLG):導入ハードル、オンボーディングの簡略化
- 営業拡販グロース(Sales-Led Growth: SLG):大手チェーン企業を含めた導入課題の解決

◽PM の主な役割
PMは、飲食・小売店が抱える真の課題を探し出し、それを解決するソリューションを、消費者にとって自然で使いやすい形(=良い体験)にするための仕組みや機能を考えます。
そして、「なぜこの機能を作るのか?」「なぜこのやり方なのか?」といったソリューションの目的や背景(=Why)を明確にし、それに責任を持つのがPMの役割です。そのために、プロダクトアイデアやバックログのマネジメントを担います。

- プロダクト戦略策定 : プロダクトのコアバリューを再定義し、その実現に向けたロードマップを策定する。
- プロダクトディスカバリー : 飲食・小売事業者の課題を発見するため、商談同席やインタビューを行う。また、消費者の課題や新たな価値提供の機会を捉えるために、購買データから仮説とその検証を行う。
- プロダクトデリバリー : ソリューションの仮説や検証を行うため、プロダクト施策のスコープ策定や仕様調整の決定を行う。
- コラボレーション : デザイナーやエンジニアだけでなく、セールスやCSといった多様なロールと連携し、プロダクト価値の向上と飲食・小売事業者のサクセスに繋げる。また、各ステークホルダー(顧客やアライアンス)との連携を行う。
◽PM と共に働く方々とそのシーン
Showcase Gig のPMは事業部内でも、最も多くのロールと繋がり、その方々と共に仕事をする立場です。以下はあくまで例となりますが、新たな施策を行う際には、PMが何らかの形で関与することが多いです。
- 大手チェーン企業の商談サポート : 一次情報の獲得と商談成功のために、セールスと共に、顧客インタビュー・情報収集を行いながら、顧客課題についてディスカッション・定義をし、ソリューション提案の検討を行います。出てきた課題を案件として捉えて解決に繋げるパターンもあれば、プロダクトとして解決を優先すべきものとして、標準対応するような意思決定も行います。
- カスタマーサクセスの活動サポート : 一次情報の獲得とカスタマーサクセスのために、CSチームと顧客の要望の把握や満足度向上に繋げる活動も行います。カスタマーサクセスのための活動を行う上で、新たにプロダクトを強化する機会や、障壁となっているプロダクト課題があれば、その解決を目指すべく、プロダクトロードマップやバックログをマネジメントします。
- 開発プロジェクトの推進サポート : デザイナーやエンジニアとソリューションの検討を行い、その実現を目指します。PMは検討したソリューション内容を各グループと同期しながら、その改善に繋げます。また、プロジェクトの進行に合わせて、セールスグループやCSグループと都度連携し、プロジェクトの安定運営を支える役割も担います。開発プロジェクトとして推進するものもあれば、継続した改善としてのプロダクトアップデートを推進する場合もあります。
また、社外では、大手店舗機器メーカー、コンシューマーチャネル事業者、スマホ決済事業者などの各種アライアンス企業と協力し、大きな課題解決に繋げる役割を担うこともあります。
◽今、O:der PMになる魅力
『目に見える消費行動』を再定義できる
現在、大手チェーンから個店まで O:der が採用されています。今後さらに導入を拡大し、日常の消費行動を変える当事者になることができる点が大きな魅力です。家族や身近な人に喜んでもらえるような体験を世の中に生み出し、それを社会の当たり前にしていくことができる。そんな日々を過ごすことができる環境です。
また、冒頭に記載したような社会課題を真っ直ぐに受け止め、様々なメンバーと解決を目指すことは、非常に充実した体験・時間になっていると感じる瞬間が多々あります。
PLG × SLG / toB × toC ハイブリッドに成長できる
PM主導でプロダクト価値を向上する経験も積みながら、大手チェーン企業への導入に向けたプロダクトマネジメントの経験もできる環境です。また、「モバイルオーダー」というプロダクトは飲食・小売業者だけでなく消費者への価値提供が求められるため、toB / toC の両軸でPMとして活躍ができます。
上記を踏まえると「ご自身の主軸スキルをベースに新たなチャレンジができる」環境と言えます。
- クライアントワークスキルを軸に、PLG / toC にもチャレンジしたい
- グローススキルを軸に、toB のクライアントワークスキルも獲得したい
- toC プロダクトマネジメントスキルを軸に、toB 領域も取り組みたい
- 単一プロダクトのPMスキルを軸に、複数プロダクトにチャレンジしたい
- ソフトウェアPMスキルを軸に、ハードウェアとの連携もトライしてみたい
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LLM でプロダクト価値を再定義できる
モバイルオーダーで培った構築や運営ノウハウと、全国に広がる既存顧客とのリアルな接点をフル活用し、LLMの力を最大限に発揮できる環境がここにはあります。私たちPMはこれら環境を最大限に活用し、最速で価値提供をリードする立場です。
◽組織やカルチャーについて
会社のミッションやビジョンに含まれる「日常・生活」「次世代の消費行動」のようなキーワードの通り、その行動を行う「消費者の視点」が会社の文化に強く根付いていると感じています。
飲食・小売業界のお客様の視点はもちろんですが、その先にいる消費者がどんな体験になるのか?という視点での議論が常になされている組織だと思います。
- 「事業への共感・やりがい」「自己成長」を目的に入社した方が多いです。
- PMグループ内は勿論、グループ間での協力・連携が必須です!
- 一方でスタートアップならではの「自由さ」が根底にあります。
- スタートアップから連想される「ガツガツ」よりむしろ「穏やか」な方が多い印象です!
- ソフトウェア関連の経歴の方が多いですが、多種多様なバックグラウンドの方もいます。
>「飲食が大好き!!」「食べるのが趣味です!!」「(お酒無いとダメです…)」なんて方ばかりです!
参考情報・記事:
◽働き方について
- フレックスタイム制 (コアタイム 11:00~16:00/フレキシブルタイム 8:00~11:00, 16:00~22:00)
- リモートワーク可 (色々なロールの方と会話する機会が多く、出社頻度は比較的多めです)
◽働く環境や福利厚生について

クリエイティビティをExpansion(拡張)させるオフィス

カフェエリア+フリーアドレススペース
◽応募方法・カジュアル面談のご案内
「もっと詳しく知りたい」「まずは話を聞きたい」という方は是非、カジュアル面談でお話しましょう!!